土地探しのつづき。先日、法務局へ行ってきた。持ち主の名前と、現住所まで分かった。それにしても、まだまだ情報不足だと思った。土地の相場観をもっと調べないといけないし、まったく知らない人から連絡が突然あるよりも、誰かその土地のことや土地の所有者について知っている人がいるなら、その情報もほしい。そこで、その山林を管理している組合で働く知人に連絡してみることにした。欲しい土地の情報についてはそれほど得られなかったけど、その人も、移住するときに、自分たちで土地を探し出して、10年かけてセルフビルドで家を建てた人。山林を買うときの注意点や、自分たちが何に苦労したかを教えてくれたりした。ぽろっと「そういえばうちの隣りの別荘の人がここ数年来てない」と言うので、翌日になってすぐに見に行ったら……それがまた、すごく理想的な土地だった!結局知人に、隣りの別荘の方に売る意思があるかどうか聞いてみてもらえないか、とお願いすることになった。もともとここがいい!と思った土地は本当にただの山林なので、木を伐採して、道を広げて、駐車場スペースをつくって…と何年先になるか分からない煩わしさや先の見えない不安さもある。別荘地なら、ほどほどに既に揃っている状態だ。知人が既に連絡先とその人となりを知っているということも大きい。別荘地に敷かれていた砂利を全部とることになるだろうし、建物もすべて解体していちから建てることになるだろうと思う。コンクリートの基礎でさえも気持ちが悪いと思う私たち夫婦には、未開の地をつくっていくのが早いのか、既に手の入った地を自然に還す作業をしていくのが早いのか……、結局どっちもどっちかもしれない。土地探しはまだまだ続きます。
#土地探し #家づくり