日用雑貨を扱う企業様の物流倉庫。
・活用の難しい変形地を無理なく最大限有効に活用すること
・遠方からも視認できる立地に対し、日用雑貨を扱う企業イメージの醸成・発信と共に、地域のランドマークとなる建築に繋げていくこと
をプロジェクトテーマとして取り組みました。
そこで、弓なりに延びる変形地にフィットするように、緩やかなカーブを描きながらカラフルな8つの家型の箱が建ち並ぶ構成が導かれました。
屋根・外壁には一般的な廉価素材を用いつつ、留付けビスを目立たせないつくりなど構成の抽象性・メッセージ性を高める工夫を施しています。
この敷地形状を活かす無駄のない合理的な構成と、廉価素材を活かすディテールの工夫は、建築の質を高めつつローコスト化を実現しています。
その結果、完成後からSNSで”映えスポット”としてじわじわと拡散され、県内外・遠方からも多くの人が訪れるなど、建築そのものが企業様と地域の認知・ブランディングに寄与する好例となっています。
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