ﾃﾞｯｷﾊｳｽⅡ

高さの制限が緩やかで周辺は密集した住宅地にあります。
デッキテラスを壁で囲いプライバシー性を高め、気兼ねなくパー
ティができる様に計画しました。
　リビングの下1階にはリフトが置ける天井高3.7Mのガレージがあ
り、1階の他の部屋の一般的な天井高との差が、2階リビングと他
の部屋の段差となって表れています。
　この住宅では、この段差を実空間としてはロフトとして利用したり、LDKとユーティリティ空間を壁を設けず緩やかにつなげる役割を持たせています。
　屋根の段差には、都市の風景を切り取るハイサイドライトを設け、２階のLDKに時間とともに異なった光が回り込み、変化に富んだ光の空間を作りました。
又、光を1階に届ける天窓をあちらこちらに配し、1階の住環境
も改善するよう配慮しました。

シゲルヒラキアーキテクト

平木 繁

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