アリエは、横浜から特急で一駅の二俣川駅から程近い住宅街に建つ単身者やDINKSのための集合住宅である。施主は空家となった実家の土地(約73坪)に集合住宅を計画し、建物の長期的な活用を見込んで将来的なプラン変更や戸建住宅への転用を希望された。敷地分割、規模、構造、収支の検討により、敷地は南北に2分割し、地上2階(木造一部RC造)の2棟建て(各棟4住戸)とした。小規模で集合住宅的でない外観は周囲の風景と調和し、跳出しスラブの軒下空間はテラスや共用通路が緩やかに繋がり、住人の暮らしが自然と外部にはみ出る空間となった。2棟の避難通路を一体化することでアプローチ空間はまちに繋がるみんなの庭となった。
1,建物の長期利用を考慮した可変性のある計画です。
2,周辺の風景に馴染む外観です。
3,面積以上に広さを感じる住戸計画です。
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