工場・住宅・マンションが混在する町の、大きな交差点に建つ住宅である。
この敷地に、確かな安心の感じられる住空間を形づくるためには、周囲から一線を画して建ち、外に依存しない自立した世界を生み出す必要があると感じた。
そのため、町の喧噪から住空間を切り離す手立てとして、すべての生活ゾーンを上に持ち上げることにした。この骨格を支えとして、自立した世界を築いていこうと考えた。
掲載誌
「住宅特集」2002年6月号
「ニューハウス」2002年10月
「建もの探訪」2002年11月16日放映
「木の家がいちばん ニューハウス・ムックNO82」 2003年3月
「木の家に暮らす 08号」地球丸 2004.10.25発行
「男の隠れ家」2005年5月号
生活ゾーンを上に持ち上げることで、町の喧噪から住空間を切り離し、
その上で、開放的な住空間を形づくる。