クライアントのご希望の
「もっと楽しい家にしたいプロジェクト」
からはじまりました。
既存の建物に、楽しい機能を持った部分を新しく付け加えることによって、そこを新たな要として、建物全体を再生させるような計画としました。
充分な採光と通風を取り込むことが出来ないリビングと
筋交の配置バランスが悪く耐震性能が少ない既存部分を
開放的で明るい耐震性能を強化したボックスを加えることにより、杖代わりに、建物全体の耐震性を補強して、光や風を家全体に通しました。
そして、趣味室や家族の勉強部屋等の楽しい機能が追加された増築部は、
スキップフロアーとして南面部分を立体的に包み込み、既存部分と融合し家族同士のつながりを強くさせました。
大工さんだったお父様(故人)と共に平成8年に建築した住宅は、新たな方向性をもって将来に繋げる役目を果たし始めました。
詳しくは
https://www.harausf.com/tunagu
■第29回住まいのリフォームコンクール 「優秀賞」