住まい手はご夫婦とお子さん1人。
ご夫婦とも多趣味で、まずはお茶が趣味ということで、茶室を希望されていました。
またお二人とも大のマンガ好きで、壁一面の本棚も希望されていました。
他にも趣味が多くて所持品が大量にあるため、面積・階数に算入しなくても良い小屋裏収納もご希望でした。
これらのご希望にたいして、一階に水廻りと茶室、主寝室を設け、日常的に長く過ごすLDKは2階に設けた計画としました。
LDKの一角にワークスペースを設けて大容量の本棚を作ったので、漫画や本に囲まれて過ごすことができます。
キッチンは調理スペースを1m以上取っていますが、これは、釣りが趣味の奥様が1m級のタチウオを捌けるためです。
茶室は、正しい作法ができるよう955mmの本畳、床柱は赤松の皮付、床框はヒノキの錆丸太とし、極力オーソドックスな意匠としています。
写真:福澤昭義
三竿さんとの家づくりは、たまたまホームページを見つけて近くなので問い合わせたのがご縁でした。
お二人とも話しやすい雰囲気を作ってくださり、また、説明を十分してくださると感じましたので、お願いすることにしました。もちろん過去の作品が素敵だったのもあります。
予算が少ない中、希望を引っ込めない我々でしたので、無事家が建ったのはミサオさんのおかげと思います。建設的な案をたくさん出していただき、最終的にはより良いものになりました。
今はおかげさまで毎日楽しく暮らしております。
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