鴨居の家
横浜市緑区に計画した4人家族のための家。
家族の気配を感じながら、ほどよい距離感で過ごす開放的な家を計画したいと考えた。
プライベートとパブリックその中間にある「あいまいな空間」。
リビングとキッチンは家の南北を通し、奥行きと風通りのよい空間を創り出す。
階段と吹き抜けをリビング中央に配置することで、上下階の連続性やつながりが生まれ、開放的な空間を創出する。
わずか0.8帖の小さな吹抜けを階段と組み合わせ、
キッチン、リビング、ファミリーライブラリーをつなぐ。
2階の3つの個室はファミリーライブラリーを中心に配置され、
リビングを中心とした家族の共有スペースからプライベート空間へとつながる。
家族に様々な「居場所」をつくり、その気配を感じながら
プライベート空間を有する住宅となった。
南北の吹き抜ける風と、天窓から注ぐ柔らかな光が、
家族全体を包み込む空間にしたいと考え設計した。
大久保良太
ビオ・クラフト
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