開放感があり、陽の光が降り注ぐ明るい空間を演出してくれる吹き抜け。おしゃれなだけでなく、家族のコミュニケーションの場となったり、空気を循環できたり、吹き抜けにはさまざまな魅力があります。
そこで今回は、おしゃれで開放感のある吹き抜けがある建築事例をSuMiKa編集部が厳選しました。理想の住まいを考えるうえでのヒントにしてくださいね。
1:緑と共に暮らす家
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室内にいながら陽の光を存分に感じられる開放的な住まいです。
子どもたちとコミュニケーションをとるため、LDKの吹き抜けを介して2階の子どもたちとの対話がしやすい間取りとなっています。
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開口部を広く大きくとり、光や風を入れ、そこからの風景を楽しめるように植栽を施しています。
【事例詳細】
・構造:木造軸組住宅(在来工法)
・敷地面積:300㎡以上
・予算帯:3,000万円以上〜3,500万円未満
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2:鎌倉 長谷の家
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天井高5.3mの吹き抜けを持つ大空間にダイニングキッチンが設けられています。キッチンが大胆に吹き抜けている珍しい住まいです。
料理を楽しむことができる住まいにするため、室内でありながら、まるで屋外であるような空間にダイニングキッチンを据えました。仲間とキッチンを囲めるようにアイランドキッチンにしています。
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和室の小上がりを縁側に見立てると、ダイニングキッチンが屋外空間のように見えてくる空間構成となっています。室内でありながら室外のような要素を持つ入れ子状の構成が生み出す開放的な空間です。
【事例詳細】
・構造:木造軸組住宅(在来工法)
・敷地面積:150㎡〜200㎡未満
・予算帯:2,000万円以上〜2,500万円未満
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3:木風の家
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コの字型をベースにランドリー室や浴室含めた居室すべてが南に面した住まいです。
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吹抜けを介して光が差し込むLDK空間と、周辺からの視線を遮る子どもたちの遊び場、植栽を楽しめる坪庭を含めた広大な前庭を一体的に、また開放的に利用できるつくりになっています。
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4:House KN
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リビングには曲線を描く大きな吹き抜けが設けられています。白を基調とした内装とインテリアに統一することで、より明るく清潔感のある空間となっています。
大きく設けられた窓の先にはウッドデッキがあり、天然芝の中庭に繋がっています。
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吹き抜けを曲線にすることで、やわらかな雰囲気のリビングを演出することも可能。二階にいる子どもたちとのコミュニケーションの場にもなっています。
【事例詳細】
・構造:木造軸組住宅(在来工法)
・敷地面積:150㎡〜200㎡未満
・予算帯:3,500万円以上〜4,000万円未満
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5:Hill Top House
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敷地がとても細長いことから、門型の形式を並べて無柱の筒状の空間構成となっています。
壁厚のある門型の形状は、門型の柱を耐力壁として耐力を担っています。そうすることで、内部には空間を遮る柱が必要なくなり、広々とした筒状に抜ける空間と、吹抜けを介して縦方向に抜ける空間が交差してダイナミックな構成になっています。
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暖炉がある空間は中庭と段なく行き来できる土間となっており、アウトドアを中心とした生活パターンに対応しています。窓を多く設けることで、1階も2階も明るく開放的な空間になっています。
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6:南町の家
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ビルトインガレージと3台分の駐車場を配し、残りの部分に住まいがあります。
敷地の中心部に大きな吹き抜け空間を設け、周囲をぐるりとバルコニーや芝屋根、中庭などで囲い、光や風を建物内部へと導いています。
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ガレージ部分の低さを利用し、リビングから近い位置に広めのバルコニーや書斎を配置し、高めに作った1階の中庭との相互により、広がりやつながりを立体的に構成しています。
2階のバルコニーはバーベキューや休日のくつろぎの場として庭の機能を果たしています。観る中庭と活動的な庭が暮らしをより豊かにしています。
【事例詳細】
・構造:木造(全般)
・敷地面積:200㎡〜300㎡未満
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明るく開放的な吹き抜けがある建築事例をご紹介しました。気になった間取り・建築イメージがありましたら、ぜひSuMiKaで建築家に相談してみてくださいね。
文:SuMiKa編集部
※この記事はSuMiKaの過去掲載した建築事例をもとに作成しています。
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