バルコニーの南側隣地にズラリと並ぶ2階建ての家・家・家・・・。
この家々をかわし 東西に細長い敷地に “如何にして1階まで 日の光を入れるか?”がこの家の最大のテーマでした。
老後の足腰の衰えを考えると、生活の中心を1階に置きたいという、お施主さんの要望から、居間等を2階に配置する逆転のプランはありえませでした。
そこで 東西に細長い建物の南側を 全て吹抜にすることで1階まで充分に日差しが入るような空間構成としました。
さらに 南側の地面は 建ち並ぶ隣家の影となり ほとんど日が当たらず、いつも 暗い日影の庭を眺めなくてはなりません。
そんな悪条件を解消するために1階の床と同じレベルにウッドデッキを設けることで 地面より高い位置で日の当たる床面を創りました。
そのウッドデッキは 吹抜から日が差し込む明るい居間と 一体で使える場であり 地面の庭と同じように活用するために 出来る限り 大きく、 大きく創りました。
そこでは 日向ぼっこをしたり、大勢集った時には バーベキューも出来るでしょう。
また、室内犬の散歩エリアになったりします。
資料請求にあたっての注意事項