京都市に建つ鉄骨ALC造3階建ての事務所ビルを改修したヴァイオリン工房付きの住宅。
1階はヴァイオリン工房とヴァイオリンのレッスン室、2,3階を居住部分としている。限られた予算の中でヴァイオリン工房としての快適性・作業性を高めること、レッスン室の音響・防音性能、住空間としての質を確保することを念頭に計画は進められた。
このあたりは広義に解釈したら西陣の一角と言えないこともない。昔は何か作っていたのであろうというような住宅も多少は残っている。そんな空気が漂う町に、このヴァイオリン工房がゆっくりと溶け込んでいったらよいな、と思っている。
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