間口が狭く、細長い敷地形状、南北に隣家がせまっているなど、いわゆる普通の住宅地に建つ画家夫婦のための小住宅。1階は作品の収蔵と制作をするためのアトリエ、2階が居住スペースとなっている。敷地形状、容積・建蔽率、コストなどで平面形状は自動的に決まったと言って良い。しかしこの住宅は芸術が創り出される場にふさわしくなければならない。その思いは断面形状に凝縮させている。
資料請求にあたっての注意事項