成島の家_群馬県館林市

表と裏がある様に、シンプルな外観とは対象的にテクスチャーを散りばめた内部空間を持つ住宅である。
白いガルバリウム鋼板壁とジョリパットで仕上げた灰色の壁が印象的で、近隣からの視線を遮る為に中央に設けた開口から漏れる光が豊かな表情を作り出す。
内部は、基本設計の段階で施主の生活スタイルを入念に検討し、自由度の高い動線を確保しストレスレスなプランとなっている。
パブリックな空間は連続性を持つものの、ある程度区画化されている為、窮屈な見え方を避ける各部のディテールとしている。

機能的且つデザイン性も豊かな建築物である。

熊倉建築設計事務所-kumakura architects studio-

熊倉 俊秀 + 熊倉 ナオキ

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