三山の家

住宅地の高台で前面道路と２ｍ程レベル差があり、南に抜けのある敷地での計画です。まず敷地の特徴を最大限に活かすことを考え、手前に２台分駐車場を設け屋外階段でアクセスすることで、高低差を活かしたプランが可能になりました。
２階にリビングダイニングやキッチン、浴室を配置し、１階に子供部屋や主寝室としています。そして、各個室の出入り口が向かい合うように大胆に家の真ん中に吹抜け階段を計画しています。１階に居ても、２階に居ても吹抜け階段を介して家族の気配を感じられる住まいになりました。
更に、吹抜け階段は１階２階と太陽光をたっぷりと取り込み、開放的な空間になっています。
２階リビングダイニングは視線が遮られることなく、素晴らしい眺望を楽しめます。また、浴室からも同様の風景が望め、バスコートを介して解放感たっぷりで、建築主が求めた癒しのお風呂になりました。

アトリエ24一級建築士事務所

飯沼 竹一

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