間口4.5m、奥行24m程度の東西に細長い変形敷地に計画された住宅です。建築密集地で長い南面からの採光や通風は殆ど期待できないため、建物内に東西を貫く「通り土間」を作り、その中央部分には空からの採光を取り入れるための大きなガラス屋根をかけた「光庭」(中庭)を設けました。京町家の構成に似ています。生活空間を2階に設けることにより、安心、安全な気持ち良い空間となっています。