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記事作成・更新日: 2021年 5月25日

【旗竿地の家】周囲の目線をさえぎる間取りで、のびのびできる建築事例6選

地価が比較的安く、静かな環境が手に入る“旗竿地”。予算を抑えて家を建てたい場合、旗竿地はとても魅力的です。しかし周囲を家に囲まれている場合が多い旗竿地は採光や通風が悪くなりがち。

そこで今回は、旗竿地でも陽の光が降り注ぎ、心地よく風を感じられる開放的な住まいの建築事例をSuMiKa編集部が厳選しました。理想の旗竿地の住まいを考えるうえでのヒントにしてくださいね。

1:HE10〜借景全開ハウス〜

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敷地は東側からの接道による旗竿地ですが、西側には都心を越え大阪湾、明石海峡大橋、そして六甲連山まで見渡せる眺望があり、春には北側の桜の群生を眼下にみることができます。この眺望を活かすため、2階にLDKを配置。天井の高いリビングに沿ってL型に配置した奥行きのあるバルコニーは、立体的かつ効果的に景色を切り取り引込んでいます。

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素直な景色の取り入れたほうが眺望を満喫できると考え、建築構成は極力シンプルに。揺らぎのある景色は日常生活の一瞬一瞬に移ろいを感じさせますね。


【事例詳細】

・構造:木造軸組住宅(在来工法)

・敷地面積:150㎡〜200㎡未満

・予算帯:3,000万円以上〜3,500万円未満


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2:2つの中庭でつながる平屋「箱つなぎの家」

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旗竿地に建つ平屋です。2階建ての建物に囲まれた土地の中の平屋ということで、光の取り入れ方に工夫を凝らしています。

箱つなぎの家という名前の通り、4つの箱をつなげたような外観デザイン。また、2つの中庭を設けることで、各部屋に光が入るようにするとともに、空間を仕切る役割も持たせています。

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中庭を設けることで各部屋の音を仕切りつつも、窓を通して視覚的には繋がりを感じます。これにより、家族のコミュニケーションを高めるだけでなく空間をとても広く感じることができます。

また、外からの視界が気にならないように窓を配置しているため、カーテン無しで過ごすことが可能に。より明るく開放的に暮らすことができますね。


【事例詳細】

・構造:木造軸組住宅(在来工法)

・敷地面積:200㎡〜300㎡未満

・予算帯:2,000万円以上〜2,500万円未満


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3:ta house

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敷地は7軒の家に囲まれた旗竿地。7軒に囲まれていることによる閉塞感を感じないように、2階に配置されたLDKの外部には2階まで届く背の高い樹木を沢山植え、その樹々に面してリビングの3方に大きな窓を開けています。

北面大開口部は松林に向けて大きな屋根と薄いスノコ床を伸ばし、窓のすぐそばに屋根と床を貫く大きなカツラの木を植樹。その奥向こうには松林が広がり、さらに遠くの空へと視界が抜けます。それらを一体的な風景として取り込むことで、豊かに生い茂る緑を囲い込む、風の抜ける開放的な生活を可能にしています。

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また、LDK南側には開口を設けず、壁面収納を兼ねた厚い壁にすることで近隣との相互の音や視線を遮断し、プライバシーを確保しています。開放感を存分に味わいながらも、旗竿地ならではのプライバシー問題を解決するアイデアですね。


【事例詳細】

・構造:木造(全般)


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4:草津の家

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住宅とマンション駐車場に囲まれた旗竿地です。南側は開かれた土地になっていますが、マンション駐車場に隣接しています。プライバシーを守るため建物自体を南側に開放することは断念。

そこで、通路がそのまま建物内に挿入されたような路地空間を造り出すことに。内部空間はこの路地空間に向かって大きな開口が設けられ、プライバシーを確保しながらも一日を通して緩やかな光を取り込んでいます。

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また路地空間は内部と外部の境界を曖昧にし、奥行きのある領域として内部空間を豊かにしています。内部と外部の“間”をデザインすることで多様で豊かな空間を造り出していますね。


【事例詳細】

・構造:木造軸組住宅(在来工法)

・敷地面積:100㎡〜150㎡未満


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5:Pocket

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まわりが家で囲まれている旗竿地です。

南側を大きなポケットの入り口に見立てて広い庭とバルコニーを。そのスペースに降り注ぐ光を最大限屋内に取り込めるように大きな開口を設けています。さらに庭に面したリビングの吹き抜けによって家の奥まで光や風が運ばれるように設計されています。

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広い庭にすることで、周囲の家からの視線を感じることなく、プライベートな空間を楽しむことが可能になっています。


【事例詳細】

・構造:木造(全般)

・予算帯:3,000万円以上〜3,500万円未満


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6:KGA.house

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夫婦、子ども、両親、高齢な祖母の7名で住む住宅です。

生活スタイルの異なる7名が仕事や子育てなど、個々の生活を円滑に営む事ができるよう、生活スペースを子世帯ゾーン(夫婦+子供)と親世帯ゾーン(両親+祖母)、共用ゾーンの3つに明確に分け、中庭を中心にコの字状に囲っています。

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また、親世帯ゾーン、子世帯ゾーンの中庭側にはテラスとスタディルームというバッファーを設けて、開口を設置。これにより、お互いのプライバシーを更に高めています。2階から中庭側を覗くと、親世帯、子世帯のゾーンが隣家の様な距離感を保っているのが分かります。しかし建具を開くと全てが一体の大空間として繋がるので、一気に開放感と一体感を感じることが可能に。

旗竿敷地の奥まった静寂さを生かし、中庭を囲んだ、多世代の付かず離れずの開放的な住まいとなっています。


【事例詳細】

・構造:木造軸組住宅(在来工法)

・敷地面積:200㎡〜300㎡未満

・予算帯:3,500万円以上〜4,000万円未満


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「旗竿地だからこそ、開放的で心地よい住まいにしたい」。そんな夢を叶えた建築事例をご紹介しました。

気になった間取り・建築イメージがありましたら、ぜひSuMiKaで建築家に相談してみてくださいね。


※この記事はSuMiKaの過去掲載した建築事例をもとに作成しています。

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