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パブリックルームは、扉を開けば、7.5mの大開口で庭と完全に一体化します。天井は2階床を支えるALC板をデザイン的に現しにしています。 | 空を臨む家
空を臨む家
原 空間工作所

空を臨む家

パブリックルームは、扉を開けば、7.5mの大開口で庭と完全に一体化します。天井は2階床を支えるALC板をデザイン的に現しにしています。 | 空を臨む家
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静岡浅間大社に向かって東西方向に延びる古くからの参道内に形成された商店街の中の建物が密集した地域での大型住宅の計画です。
ファサードの全面緑化フェンスは、通行人の視線や騒音等に対処したものですが、FRP製の正方形グリッドが縦横の線を強調し、住宅らしからないデザインとすることで商店街と建物を融合させ、新しい風景を作る重要な役割も兼ねています。
建物中央にはパティオをつくることによって、光や風を取り入れています。
さらに最上部に日除けを兼ねたグレーチングの階段を設置されているため、パティオ内は優しい光となっています。
グレーチングの階段を上ると、屋根の上に木製の大きなバルコニーがあり、高い建物の少ないこの場所からは、周囲の山々を見渡すことができます。
敷地南側の100㎡程の広さの場所に浅い段丘をつけて、広葉樹を主体とした、高中木を10本程度植え込んだ自然風の庭がつくられています。
大量に植えられた植栽は夏には日陰をつくり、1階の全面開放できる会議室の開口部から室内やパティオに涼しい風を通してくれます。
詳しくは
https://www.harausf.com/sora

撮影   : 加藤 嘉六
受賞   : 第3回 サステナブル住宅賞「優秀賞」
     : 第2回 グランドデザインコンテスト「入賞」
     : エアスタイルコンテスト2008「特別賞」
掲載誌  :静岡県 住みたい家 2009年秋・冬号ECOでスローな暮らし方
     :「和モダン住宅プレミアムセレクション」ニューハウス出版Web

原 空間工作所のプロフィール写真

原 空間工作所

原達也+原一美

設計事務所会員
設計事務所会員とは
主に建築物の設計監理や建築デザイン等を行っている建築設計事務所や建築家を示します。
通常営業中です
竣工年
2007
部屋数
6
家族構成
夫婦(子供あり)
構造
鉄骨造
敷地面積
300㎡以上
延床面積
300㎡以上
外壁仕上げ
ALC+フッ素樹脂塗装
屋根仕上げ
ガルバリウムカラー鋼板
床仕上げ
桧縁甲板
予算帯
5000万円以上
所在地
静岡県
ロケーション
都市