秋田県・湯沢市のロードサイドに建つカーディーラーです。
湯沢は秋田でも有名な豪雪地域なため、奥行きのない細い土地に国道に沿って建築をリニアに配置して、ピロティー空間を有効に使いながら利用者の安全と従業員の管理がしやすいように計画をしました。
2階の柱はルーバー状にして国道からのアイキャッチを担わせ、ルーバーの角度は西日を防ぐように決定しました。
お客さんは2階から眼下の工場で自分の愛車がメンテナンスされていく様を見ることができ、ゆっくりと待合室で時間を過ごすことができます。
設計担当:納谷学、高野健太
構造設計:加藤建設
構造形式:鉄骨造
施工会社:加藤建設 桜庭一比古、石川嘉悦
敷地面積:3333.76㎡(1006.44坪)
延床面積:867.13㎡(261.78坪)
1階床面積:433.89㎡(130.98坪)
2階床面積:433.24㎡(130.79坪)
①外装のルーバー
外部からの視界を適当に遮りながら、開放感を失わないようにしました。住宅でも応用できるアイデアだと思います。
②明るいワンルーム
素材の選択で空間のイメージが大きく変わります。店舗も住宅も素材は違えど同じ理屈です。
③壁で仕切らない
空間を壁で仕切らないことで解放感を得られます。住宅も同じです。小割りにした部屋だけでできた家は、狭く圧迫感ががあります。
③
住宅ではありませんが、人の活動がしやすく開放的な空間を求められたことは同じだと感じました。用途が違っても、住宅設計のきめ細やかな設計は、大きな建物でも同じだと感じました。
高野健太(元スタッフ)
加藤建設 桜庭一比古
加藤建設 石川嘉悦