木造3階建ての2世帯住宅です。
敷地周辺はアパート・マンションが接近して建ち、特に南側の6階建てのマンションの影響で、冬季は日照のない終日日影の中にあります。
こうした条件の中で、春秋分には日照を取り込める中庭を設けることで、同時にプライバシーも確保しています。
冬季の暖房は躯体を高断熱とした上で、1階の深夜電力利用の蓄熱式床暖房と3階のガス温水床暖房を基本としています。
大判の床タイルを用いた子世帯の白いインテリアに対し、空を見上げる大きなトップライトに照らされる、無垢のフローリングと左官壁による親世帯のインテリアは好対照をなしています。
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