30代の建て主の希望は、白くシンプルな外観と、何より猫と二匹の犬が快適に暮らせるプライバシーの高い中庭でした。
一匹の犬はおとなしいとは言えないシェパードで、この犬が落ち着いて家族との生活を楽しめるように、シェパードのいる中庭は設計の中心テーマになりました。
敷地は大きな分譲敷地の一画にあり、南側は既に住宅が接近し建っている状況であったため南側を閉ざし、どこにいてもシェパードが見られるように全ての部屋は中庭に面し、その中庭には東側の前面道路に面して、シェパードが道行く人と目を合わせない高さに開口部をひとつ設けました。
中庭を自分の居場所としたシェパードは、今では安心した優しい顔をしています。
1階の床は白と黒の大版のタイル張りで、全面に敷設した蓄熱式床暖房で終日の暖房をまかなっています。
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