岡山県に完成した、内科と外科を併設したクリニックです。
こちらは高齢の患者さまが多く周囲の環境に馴染む、バリアフリーの平屋を要望されました。その反面、過去に浸水被害に遭った地域のため、フロアレベルを上げており、スロープの処理に苦心しましたが、駐車場から院内に入るまで四季折々の木々や植物を眺め、季節を楽しみ感じながらアプローチできるよう
に計画しています。
また医療に対する恐怖心も和らげるよう考え、南面のファサードには深い庇
を設け、意識的に建物が低く見えるよう計画しています。また外壁には工業製品のLAP WALLを採用しコストをおさえ、岡山県産の自然素材の木と組合わせ、周辺の田園風景にも溶け込む、自然環境や人々にも優しい医院建築になればと思い計画しました。
2024年に、ARCHITECTURAL DESIGN AWARD 受賞
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