お皿の上に、キューブ状の建物。2人暮らしの家。
コンクリートの門をくぐると、お皿に載った建物が見える。どこか、スケール感覚が崩れたお皿にキューブのチョコレートが載っている感じ。
まず。円形の階段を上がり、「お皿」に載る。そこから桜の庭を眺めながら玄関入口へと入る。
入ると1階はLDK。壁は外壁と同じ色が続く。居間や畳の小上がりからお皿の縁越しに庭を眺める。建物の隅が三角形に吹き抜け、トップライトから光が入り込む。天井は、2階が45°平面的に回転した四角形が入れ子状になっている形が感じられる。
2階の部屋には外壁に窓は無くトップライトで採光を取る。部屋の壁の窓を開けると、1階の吹き抜けと繋がる。