公園を望む閑静な住宅街に建つシンプルな切妻屋根の住宅です。 敷地の形状や公園の位置、隣家を考慮し、建物をわざと傾けて配置しました。 それにより公園の抜けや緑を正面で得られ、風や採光を確保。 また隣家と平行にならず相対していないので、お互い気にならないよう工夫しました。 素材にこだわり、外壁はそとん壁、内部は中霧島壁とビニールクロスゼロの自然素材に包まれた家です。 床の杉浮造り仕上げの足ざわりや木の匂い、塗り壁の調湿・脱臭効果によるきれいな空気が心地よい住まいです。 各部屋の窓は2方向設置し風を呼び込み、吹き抜けを介して上下の空気の流れを生み出す。 通風計画によりとても気持ちの良い風が通り抜けます。
①深い軒下の玄関ポーチと駐輪スペース 雨の日でもストレスなく出入りができます。
②外壁にそとん壁を使用 メンテナンスが不要で塗り壁の質感が家の雰囲気をグレードアップ
③室内は自然素材のみ ビニールクロスゼロ。木材と塗り壁による調質効果で人にやさしい空間