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記事作成・更新日: 2023年 7月18日

旗竿敷地の住宅 建築事例10選

以前も旗竿敷地の建築事例をご紹介しましたが、その他にもSUMIKAに多数、旗竿敷地の事例登録がされておりますのでご紹介します。吹き抜けや中庭の活用、フルリノベーション、公園と一体感のある家など、旗竿地ならではの光の取り入れやプライバシー確保の工夫をご覧ください。

もし旗竿敷地の住宅について相談したい専門家が見つかりましたら、各専門家ページから【資料リクエスト】や【メッセージ送信】をご検討ください。

【過去記事】旗竿地の住宅 建築事例8選


<1>桃井の家(旗竿敷地の小さな住宅・ルーフバルコニー)

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敷地は同時に区画販売された土地に囲まれた旗竿敷地で、隣接する土地には一様に目一杯の建物が建つことが想定されました。
下階の日当たりが期待できないため、1階・2階に寝室と水廻りをまとめ、3階にLDK、その直上にルーフバルコニーを設けました。
3階建てを可能にするため、建物の北側を全体的に少し下げています。このことによって、各階には断面的に北から南に向かう段差が生じ、小さな住宅の中にアクセントが与えられています。
各階に設けた外部空間(ポーチ、バルコニー、ルーフバルコニー)は、狭小地の都市住宅に外の居場所を確保し、密集地でも開放感のある、旗竿敷地を活かした設計となっています。



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<2>上鷺宮の家

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周辺を建物に囲まれ、暗く閉鎖的になりがちな旗竿敷地ですが、南側のLDKに2.5層の吹き抜けと大きな開口部を設定することで明るく開放感を持つリビングを計画しました。大きな吹き抜けは住宅の核となり、住宅全体を繋ぎ家族の気配を感じさせる役割を担っています。



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<3>TM.house

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敷地は住宅街に位置し、旗竿形状の土地であることから、四周は個人住宅や共同住宅によって囲まれています。
建物は、全体に採光を確保するために、屋根面、テラス面には、トップライトと大小のテラスを配置し、2階の寝室などに必要な床以外を、吹き抜けとガラス床によって構成したヴォイドとして、それらを建物全体に散りばめて配置することで、1階まで明るい光をもたらしています。



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<4>径のある住まい

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昭和後期に宅地造成された北側の私道に接する旗竿敷地でありながら、南面の遊歩道にも接するという、特殊な敷地(環境)を活かした計画です。
計画地の南面の遊歩道と北面にある私道を、敷地内のピロティや小径、室内の路地的空間(径)へ延伸させることで、地域との接点を生み出したり、室内から道/径への視線の抜け感を生み出します。



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<5>市川の家

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住宅街の小さな公園に面する旗竿敷地に建つ家です。
敷地前面が接する公園との関わりをどのようにするということが大きな課題でした。
結論として、公園空間を建物内部に引き込むことを考えました。引き込まれた公園空間は玄関土間であり、インナーバルコニーであり、サンルームであり、居室間の動線にもなります。南北の扉を全開すれば半屋外的な空間として公園と一体感のある開放的な空間として過ごせるようになっています。



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<6>犬山 中庭のある家

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住宅地が広がるエリアにある中庭形式の住宅です。
旗竿敷地であること、将来的に周囲に住宅が建て込んでくることが予想されたため、中庭を計画することで光や風など良好な環境を得られるよう配慮しました。



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<7>豊田市の旗竿地の家

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敷地は40~50年前に位置指定道路により宅地化された5区画のうちの1区画で、旗竿敷地と呼ばれる四方を隣地に囲まれた形状です。
施主ご家族からのご要望は、日本らしい生活のできる、日本の住宅の良さのある住まいにしたいというものでした。そこで1階は住宅の中心に家族が集まって食事をする場所を設け、この食堂を取り囲むように台所、和室、居間、縁側、玄関、階段、水廻り、食品庫を配置しています。



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<8>旗竿地に自然光を取り込んだフルリノベーション

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日光の入りにくい旗竿敷地において築45年の木造住宅をフルリノベーションしました。
旗竿地という性質上、自然光が入らない・建物面積を増やす余裕もないなどの問題点について施主とコミュニケーションを取りアイデアを具現化していきました。
1階は明るく広々としたLDKにするため、大きな出窓を設けそこに腰を掛けることでダイニングチェアも兼ねています。
2階は洗面所とクローゼットとホールをそれぞれに分けずに一体的にすることで、空間の広さを確保し、トップライトにより柔らかい光を取り込みました。



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<9>木格子の家

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1階エントランスはクールなデザインにして鉄骨階段を南側に登っていくとリビングがある構成です。旗竿敷地のため南側窓は壁上部に設け、北側キッチンまで光が届く設計にしました。



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<10>西東京の家~旗竿の狭小住宅~

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首都圏郊外の比較的小さな旗竿敷地に建つ住宅です。
土地から一緒に探してきてようやく出会えたその土地は、コンパクトでありながら南側が大きく空いた豊かな光が特徴的でした。狭小地ということもあり、単調になりがちな空間において階段の吹き抜けをどこからでも感じられる位置に配置することで縦に抜けをつくり、各階に光を落とし豊かにしてます。
また人が集まることが予想されているLDKの天井の一部を勾配天井にすることで空間に緩急を与えリズムが生まれました。



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文:SUMIKA運営事務局

※この記事はSUMIKAの過去掲載した建築事例をもとに作成しています。記載内容は各事例登録時の情報です。

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