南北軸に建物を配する事で、東側(山側)にプライベートヤード、西側(まち側)にパブリックヤード、という性格の異なる庭を配する事で、それに見合った内部空間をゾーニングしている。以下にその特徴を記す。
1、敷地の段差を活かしたスキップフロアにする事で、玄関、リビングダイニング、個室群、趣味の部屋を、パブリックからプライベートへ段階的に変化する明快なゾーニングとなっている。
2、リビングと西側庭に隣接したプレイルームは、床に段差を設ける事ですべり台を造り付けたり、性格の違う遊びを出来るように天井の高さを変化させている。
3、温熱環境は、庇、すだれ、夜風を取り込む窓など、光と風を建築的にコントロールした上に、床暖房や太陽光パネルなど機械設備で補完している。
4、家族がいつも集まるよう、リビングダイニングは天井の高い大空間とした上で、隣接する東側プライベートヤードには、プールやバーベキューも出来る大きなウッドデッキによるアウトドアリビングが連続する。
5、内装の白い壁と天井は、オリジナルのしっくい塗りで、見た目の美しさに加え、夏は調湿、蓄冷にも寄与している。
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