東京の郊外に建つ、1階が壮年夫婦の住まい、2階がフラダンススタジオの建物です。
ここではスタジオに必要な大空間と、住居に求められる適切なスケール感と落ち着いた雰囲気を両立することを考えました。そのためにいくつかの技術的な試みと、表現上の提案をしています。大空間を成立させるため、木造をスチールとアルミでサポートし、カリン材とアルミアングルを組み合わせることで、状況の変化に合わせて表情がフラフラと変化する、住宅であるような、ないような、曖昧な表情をまとわせています。
受賞 :木質空間デザインコンテスト 準優秀賞、日本建築学会作品選集 2008
所在地 :東京都東久留米
設計期間 :2006.01〜2006.08
施工期間 :2006.08〜2007.04
設計 :吉松秀樹+アーキプロ
設計担当 :前田道雄 / アーキプロ
構造設計 :増田建築構造事務所/山田憲明
施工会社 :sobi
敷地面積 :220.68m2
建築面積 :87.88m2
延床面積 :167.77m2
構造 :木造 在来軸組構法 + アルミ、鉄
階数 :地上2階
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