周りに田畑の残る、閑静な住宅街に建つ、ご夫婦とお子さんのための住まいです。
ご主人様が登山がご趣味であり、「子供が成長しても一緒に楽しめる趣味を持ちたい」とのお考えから、室内にボルダリングができる壁を設けました。また、奥様が子供のころにご自宅の屋根に登ったことが楽しい思い出として残っているのでそのようにしたいとのご希望もふまえ、ボルダリングウォールを登って小さな2階に行けるようにし、そこから屋根に出られるように計画しました。屋根からは、高崎花火や高崎白衣観音も見え、屋根で過ごすためのテーブルも設けました。法的には2階建ですが、2階へはボルダリングとハシゴで上下できるのみで固定階段を設けず、実質的には平屋として計画しています。LDKに隣接して、お子さんのリビング学習のためのライブラリーも設けています。
デザインとしては、コストを意識しつつ、外部・内部ともにシャープで軽やかに見えるようにしました。さらには、L型の平屋のような平面であることから、日当たりや通風、開放感などを確保するために中庭も設けつつ、きれいな芝や木々がある南の庭に対して各部屋を配置し、縁側も設けることで、庭や周囲とのつながりを確保した気持ちの良い住まいとなるよう配慮しました。室内を気持ちの良い風が流れ、お子さんたちが室内や庭を裸足で駆け回る、とてもにぎやかな暮らしが実現しました。
ボルダリングができる
屋根にテーブルを置いて花火が見られる
開放性を重視した平屋のようなプラン
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