江戸時代中期より西陣織の中心地として栄え、一日千両に値する生糸・織物を商ったと伝えられる
『千両ヶ辻』(大宮通今出川界隈)に在る、糸割符商人『渤海家』跡。
同じく西陣の地で、三代に渡り医療活動に携わる施主様がこの地に過ごされてきた方々の憩いの場となる
介護施設として活用されるお手伝いをさせていただきました。
昔ながらの木造建築物の造りを活かした温かみ、風情溢れる庭の面影はそのままに。
施設としての機能性は万全に、しかし日本旅館さながらの贅沢な設えが
利用者の方々の心の潤いや誇りをしっかりと支え豊かな時間を過ごしていただけるように。
バリアフリーで随所に設置した手摺りやリフトのある入浴設備は、もちろん介護施設の装備ですが
檜風呂、屏風絵のような壁面やステンドグラス、施設らしからぬ家具や調度品は
ゆったりした上質感と程良いときめきを生み出してくれます。
相反する要素の融合は、困難を極めつつもやり甲斐のある仕事となりました。
【デイサービスセンターCASA六瓢】
所在地:京都市上京区大宮通元誓願時下ル北之御門町565番
電 話:075-366-3952
ホームページ:http://casamubyo.com/
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