極シンプルな形態の平屋の家です。150坪の広々とした敷地は市街化調整区域で、開発許可により建築可能にするところから着手しました。常磐道の近くでありながら大変静かな環境に立地しており、更に南側隣地は家庭菜園だけに使われていて、室内からの風景は一層のどかなものになりそうです。スローライフには持ってこいです。
外壁は、廃材ガラスカレットを混入したオリジナル左官と杉下見板張りです。
各室は小屋裏で連続空間としており、LDKから取り入れた自然風が個室へと抜けていきます。家の真ん中に据え付けた薪ストーブの熱も回収し、床下から再び家全体を温める循環方式を採用しています。コンパクトな平屋でシンプルな形状は、無駄が無くローコストなだけでなく、一つ屋根の下で家族が暮らしてる感を満喫できるのが醍醐味です。