海岸道路沿い、海に向った雛壇状の敷地で富士山も含めまさに海の絶景を望むことが出来る。全ての部屋からこの眺望が得られるように、建物はこの敷地の断面形状そのままに部屋を積層した。背後の家の眺望に配慮することと、海から見た時の威圧感を軽減するために建物は少しずつずらしながら重ねていて、そのズレの部分に植栽などを適度に配置して山肌と建物がうまくなじむようにしている。週末住宅という非日常的な空間のシーンを演出するため、内部は明暗や広狭といった空間の対比性を意識して眺望に出会うまでの空間の演出を大事にしている。
最上階テラスに設けた海とつながって見える水盤
全ての部屋からの海への眺め
対比的に洞窟のような長いエントランスギャラリー
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