岡山県岡山市の中心部、大きな庭園や桜並木のある河川敷がすぐ近くにある風致地区の住宅地での計画。
建ぺい率40%の敷地要件のため、可能な限りの建築面積を確保し、敷地の中心に大きなコートハウスの庭を設けたプランはシンボルツリーのある庭を玄関ギャラリーや寝室、ダイニングなど家のどこからも眺めることが出来ます。
また、1枚1枚手作業でタイルの表面に違う仕上がりを施した外壁タイルやウォールナットのフローリングや御影石の床材、珪藻土の壁、米杉の天井等と時間の経過と共に味のでる仕上げ材を使用し経年美化を目指して設計しています。
キッチンもチェリーの無垢で製作されたアイランド型のオーダーキッチンを組み込み、よりインテリアになじむ仕上りを目指しました。
十和田石と檜板による柔らかく暖かい仕上りとした洗面と浴室は外部へ繋がるデッキまでデザインを共通させガラスで見通せる様にすることで伸びやかな空間としています。
寝室にはコンパクトなキッチンや水廻りを設けることで、テラス庭と繋がるエリアはブレックファーストコーナーとしても使用できるようにしています。 またダイニングから続くプライバシー性の高いウッドデッキからは近くの桜並木や河川敷の花火が眺められ、外部シンクやカウンターもあるので、バーベキューなどを楽しむことも出来ます。
外部からの視線を気にすることなく楽しめる、シンボルツリーがあるコートハウスのプラン。
チェリーの無垢の木を使用したキッチン、一枚一枚表情が違う、手作りの外壁タイル、十和田石とヒノキ貼りの浴室、レッドシダーの天井など、味のある仕上げ材へのこだわり。
リビングとダイニングキッチンに段差を設けたスキップフロアのプラン。