芦ノ湖を望む絶好のロケーションを取り込んだ別荘建築です。眺望がよいところに立地する建築は開口部が命です。その為構造は鉄骨造とし、開口部(窓)のデザインが自由にできるようにし、風景を多様に切り取ることを考えました。鉄骨造の主要構造に対し、間柱には木を使用してヒートブリッジ対策を万全なものとし、また鉄骨の柱部材は125mm角に納まる寸法のものを使用し、大きな開口部を実現しながら、住宅らしく木造のような繊細なプロポーションを実現しています。敷地は平場が全くなく、部分的には傾斜角40度もあるような敷地でしたが、直径1.5mにもなる8本の現場打ちコンクリート深礎杭を岩盤から立ち上げています。
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