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旗竿地に自然光を取り込んだフルリノベーションの建築事例写真
旗竿地に自然光を取り込んだフルリノベーション
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旗竿地に自然光を取り込んだフルリノベーション

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都内の住宅街であり旗竿敷地という、日光の入りにくい場所で、
築45年の木造住宅をフルリノベーションしました。
間取りは今の暮らしに合せて、廊下の無い広々とした空間にプランし、
快適に暮らすために断熱材の入れ替えや、ペアガラス窓に変更、
さらには耐震補強工事も兼ねて古くなった木材も取替え金物補強も行いました。

旗竿地という性質上、自然光が入らない・建物面積を増やす余裕もないなどの、
問題点を施主とコミュニケーションを取りアイディアを具現化していきました。

1階は明るく広々としたLDKにするため、
大きな出窓を設けそこに腰を掛けることでダイニングチェアも兼ねています。
2階は洗面所とクローゼットとホールをそれぞれに分けずに一体的にすることで、
空間の広さを確保し、トップライトを設けることで柔らかい光を取り込みました。
寝室はアール天井の吹抜を作り、こちらも空間が柔らかく伸びていくことを演出しました。

限られた建物ボリュームに合うよう、燦々とした日差しではなく、
柔らかい自然光を取り込むことで、暮らしを豊かにしてくれるでしょう。

1この事例、ここを見てください!

・ダイニングの出窓ベンチはスペースを有効活用出来ます!
・2階ホールのトップライトは、明るく柔らかい空間となります!
・庭の取れない密集地では、小さくても屋上があると良い!

2理想の暮らしの実現のため、こうして私は課題を解決した

「明るく開放的な家」という要望はよく聞くようになりましたが、
光をどのように取り入れるかが大切になると思います。
今回は柔らかい光をテーマに間接光で取り入れることが、建物ボリュームにもマッチし、雰囲気のバランスがよくまとまりました。

3この事例をつくったときの思い出に残るエピソード

築45年の建物を改修するので、壁を壊して柱や梁が出た時は、
「この木は45年ぶりに日光に当たったのか」と思うと歴史を感じ感慨深くなりました。

4これから家づくりを考えている方へ

リノベーションでも新築同等もしくはそれ以上になることも可能です!
思い入れがあり建て替えはしたくない、法規制により再建築不可など、
様々な理由でリノベーションを選択することもあるかと思いますが、
より良いものへのコミュニケーションを大切にすることで、
きっとよい家づくりが出来ると思っております!

AtelierMAのプロフィール写真

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牧野 紘可

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主に建築物の設計監理や建築デザイン等を行っている建築設計事務所や建築家を示します。
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家族構成
指定なし
構造
木造軸組住宅(在来工法)
所在地
東京都
ロケーション
住宅地
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