この建物の程近いところに、江戸末期から明治初期の商家街で当時は酒屋や油屋、米屋、醤油屋などが軒を連ねた白壁土蔵群が、当時の面影を残しています。
白い漆喰塗りの土蔵には黒い焼き杉の腰板が施され、色のコントラストが懐かしい風情をかもし出しています。
現代の素材(鉄板)と伝統的な素材(漆喰)の組み合わせにより、その周囲の町並みを自分の答えとして「蔵」に現代的かつ多面的な印象を持たせることを目指しました。
雨の多い山陰地方なので、雨を活かせる外観(雨が外壁を伝って流れる姿)を・・・と考えました。
そこで、雨の流れる鉄板をいかに見せるか?そして、屋根と壁が一体となり一枚の皮に見せれるかを検討しました。
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