最初「20坪で2世帯住居を作りたい」と聞いたとき、これは住み手にそれなりの覚悟が強いられるぞ、と感じました。
基本「物は何も置かない、持たない」という覚悟ないことには・・・。
・・・ありました。覚悟というか、そんな強いものではなく、自然と物を持たない生活をされているような。すごく自然なんです。無理がない。
プランを出すとき、2つのプランを持っていきました。(いつもは1つです。)ベーシックな四角いプランと変わった6角形プラン。
常識的に考えて6角形は受け入れられないだろうと思ったから・・・。
・・・受け入れられました。あっさりと。その場で。こちらのほうがいいと。
・・・まさか受け入れられるとは!
ことごとく、こちらの想像を上回る「生活センス」と「決断力」。そしてなにより家づくりを楽しむ姿勢。設計者としてはいつも「物は少なく」「楽しむくらいで」と言いますが、それが自然にできることはあまりありません。現に私の家は物で溢れています。
何かにとらわれることなく、楽しみながら何かをするって難しいものです。それができるコツはなんでしょう?Mさんご教授お願いします!
結果、出来上がった家はシンプルでかつ楽しい雰囲気に満ちたものになりました。住み手の性格がそのまま表れたと感じています。あまりに少ない収納を心配していましたが、今お邪魔してもスッキリしています。流石です。
※亀は住んでいません。6角形のプランが 亀の甲羅をイメージさせるので亀の家です。誰かが言い出し、いつの間にか浸透していました。
資料請求にあたっての注意事項