「ショップのような住まい」に「カフェのような和食店」
本計画はそんな既成概念にとらわれない店舗併用住宅のプロジェクトです。
敷地は東海道五十三次の宿場である水口宿の旧東海道沿いに建つ土地です。
そのため建物は街並みにそろえた配置計画とし一階部を店舗、二階部を住居とする単純な空間構成とした。
一階の店舗部分ではクライアントの「カフェのような気軽に立ち寄れる和食店を」という要望から、和食店でありながらナチュラルな空間構成とし女性一人でも気軽に立ち寄れる店舗を目指しデザインしました。
また二階の住居部分では奥様が洋服店にお勤めということもあり空間自体を壁で仕切るのでなく、ショップのように家具や洋服などで空間を緩やかに仕切ることを考えました。
また、床が気づけば机になりベンチになり階段になりディスプレーになる。
そんな高低差の違う水平面で連続する魅力ある空間を演出しました。