考えてみると、住宅は大きな買い物であるはずなのに、洋服のように「試着」や車のように「試乗」ができないため、いざ本気で住宅展示場に足を運んでも、モデルルームを見ただけではどうも現実味が感じられない…というのが実情ですよね。
そこで今回は、住宅展示場の1棟1棟に、何度でも宿泊体験ができる「SHARES(シェアーズ)ラグーナ蒲郡(がまごおり)」のグランドオープンに先立ち、プレス発表会に行ってきました!
見て、泊まって、体験する住宅展示場
蒲郡へは、名古屋から約1時間。海のすぐそばに4月28日にオープンする「SHARESラグーナ蒲郡」には、14棟のコテージと4棟の小屋が建ち並びます。
たとえば、アウトドアの暮らしが楽しめる家、自然と共に暮らす家、カフェ兼住宅…。こんな家に暮らしてみたい、と感じた家に実際に宿泊しながら、好きに暮らすイメージを膨らませたり、確認したりすることができるのが最大の特徴です。
そして、この14棟すべての住宅が「30坪以内」「1,500万円台」という“無理のない”広さ、価格帯。前提条件が揃っていることで、純粋にプランやデザイン、ライフスタイルや好みから、自分にぴったりの家を選ぶことができそうです。
この価格帯が実現できたのは、すべての住宅が規格住宅であることが理由に挙げられます。規格住宅とは、注文住宅とは異なり、用意されているいくつかのプランの中から好きなものを選び、仕様やオプションを追加していく住宅のこと。実際には、モデルプランのほかにもさまざまなプランが用意されているようです。
それでは、実際に「SHARESラグーナ蒲郡」の住宅を、少しだけ紹介していきましょう。
上の写真はBinO Master’s Clubの「CAMP」。平屋+スキップフロアの家です。
こちらは株式会社シンカの「casa cago」。敷地に合わせて可変するミニマル・ロケーションハウスです。中央にあるのがバスタブ。海に沈む夕日を眺めながらお風呂に浸かることができます。
上の写真はOMソーラー株式会社の「VOLKS-nR」。自然エネルギーを取り入れた自給自足する家です。
こちらはFREEQ HOMESの「COVACO」。海を楽しむ平屋の家です。
上の写真はネクストハウスの「one-HAPPY」。お互いの時間をゆるやかに共有するステップフロアハウスです。
こちらは、株式会社フューダックの「CAVERN」。太陽光が降り注ぐ、開放感のあるテラスハウスです。
こちらは上述のBinO Master’s Clubの「CAMP」室内。
ちなみに、冷蔵庫や電子レンジ、トースターといったキッチン家電のほか食器類もすべて揃っているため、食材のみ持ち込めばOK。また洗濯機や掃除機、ドライヤーのほか、ボディソープやシャンプーといったアメニティも充実しています。
また、ほとんどのコテージには薪ストーブが設置されているため、実際に薪をくべながら、その暖かさを実感するなど、薪ストーブの体験ができるのも嬉しいポイントです。
上の写真は株式会社高栄ホームの「OFFTIME MINI」。屋上つき、10畳の小屋です。
こちらは株式会社SuMiKa(2017年9月19日以降 株式会社カヤックLIVINGに運営移管)の「bakken」。ロフトつき、12畳のログ小屋です。
さらに、住宅展示場内にあるショップエリアには、東急ハンズが運営するリノベーションD.I.Yのショップ「TRUCK MARKET」も。自分らしく暮らすための生活雑貨はもちろん、D.I.Yの相談にも乗ってくれるそうです。
そして同じくショップエリアに、コンテナハウスのモデルルームが展示されるそうです。カフェやショップはもちろん、小屋としてつかうなど、実際に見ているといろいろなアイデアが浮かびそうですね。
家選びを、もっと楽しく、自分らしく
ところで、通常の住宅展示場に置かれている家は、仮設建築物といって、あくまで一時的に建てられるもので仮設店舗と同じ扱いであるため、そこに“住む”ことはできませんでした。また、住宅展示場の家は、そのほとんどが5〜7年で建て替えられているのだそう。
どうして住宅展示場の家に住めないのか? 少なくとも、せっかく建てた家を、壊さずに、使いたい。実際に宿泊して住まいやライフスタイルを体験できる、新しいかたちの住宅展示場は、そうした背景から生まれたのです。
そして、ひとたび足を運ぶと、複数の住宅メーカーの営業担当から電話がかかってくることも…というのがこれまでの住宅展示場にありがちなことでしたが、「SHARESラグーナ蒲郡」では、担当してくれるスタッフはひとり。住宅メーカーの営業担当とは異なる立場から公平な視点で案内をしてくれるだけでなく、好みやライフスタイルに合った住まい選びを丁寧にアドバイスしてくれるため、安心して相談をすることができそうです。
いかがでしたでしょうか。
蒲郡は、東海道新幹線ではJR豊橋駅が最寄り駅。蒲郡みかんの産地として知られている通り、暖かい気候の海辺のまちで、海の幸あり、温泉あり、ラグーナテンボスなどのレジャー施設あり…ということで、家族のおでかけにもぴったりです。
チェックインは夕方17時、チェックアウトは翌朝10時。そして11時からは展示場に。「SHARESラグーナ蒲郡」のSHARESは、みんなでシェアをするというコンセプトが込められているそうです。
ちなみに、14棟のコテージは1泊25,000円から、4棟の小屋は8,000円から(いずれもリネン代、税別)。
住まいを検討しているなら、ぜひ「SHARESラグーナ蒲郡」に宿泊してみませんか?
自分らしく、好きに暮らすイメージがきっと手に入りますよ。
Text 増村 江利子
photo KEICO PHOTOGRAPHY