子供たちも巣立ち、母と娘夫妻が暮らす住まい。ゆったりと軒の出たおおらかな屋根の下、大樹の下にいるような心落ち着く住まいです。時を経た旧家の建具や家具を移設したり里山のような庭としたこともあり、時間もゆったり流れているようです。家族が集まる居間や食堂を囲むように各個室を配置し、不整形な敷地に対して建物を少しずつ雁行させながら、日当たりや風向きを確保しています。