ここ数年、おいしい朝ごはんが食べられるカフェが増えていますが、自宅でも楽しめたら素敵ですよね。いつもより少し早起きをして、ゆったりとした朝の時間を持つと、1日がより元気に過ごせそうです。
そこで今回は、気持ちいい朝食の時間を過ごせる空間づくりのアイデアを集めてみました。
ガラスの屋根から光が差し込めば、
“外ごはん”のようなダイニングルームに
築30年以上の住宅をリノベーションしたこちらは、屋根をガラスにすることで光を確保。さらに外壁や室内にグリーンをもってくることで、ダイニングは植物園のような心地よさが広がります。
見上げれば、青い空が広がるダイニング。太陽の光と青空とグリーンで、朝から元気をいっぱいもらえそうですね。
1階と2階の段差にひと工夫。
忙しい朝も、家族の気配が感じられる空間に
こちらは2階の床の高さを少しずらすことで、1階と2階の生活空間をつなげています。親と子どものワークスペースがダイニングスペースとつながるため、忙しい朝も常に家族の気配を感じながら過ごすことができます。こうすると、家族と時間が合わない日でも、ひとりで朝ごはんを食べるということがなくなりますね。
キッチンと茶の間をつないで、
家族みんなでちゃぶ台を囲む朝ごはんを
こちらは庭から続く茶の間の奥に広いカウンターキッチンを設けた事例。
キッチンと茶の間に段差を設けると、キッチンは土間のような空間として使えます。つくった朝ごはんは、そのまま茶の間へ。家族みんなでちゃぶ台を囲んで、朝食を食べる…、昔懐かしい昭和の景色が広がりますね。
ダイニングから続くテラスで、
カフェのような朝ごはんを
リビングから続く広いテラスが印象的なこちらは、室内の階段とテラスの階段をつなげて、LDK、和室、テラスに一体感を持たせた事例です。
広々とした1階テラスに、テーブルと椅子をもっていくと、そこはカフェのテラス席のような空間に。海外のように、天気のいい休日はおいしいコーヒーを淹れて、テラスで朝食…、そんな朝時間もいいですね。
室内なのに屋外のような空間。
一日の始まりを“庭”にするで1日を始める
こちらは、家の中の半分が住居で、残りの半分が庭のような、室内と屋外の境をなくしたユニークな事例。水廻りもあるので、庭で朝ごはんの支度もできます。平日は室内で、休日は庭でゆっくり朝ごはん…、気軽に中と外を選べるのも魅力ですね。
いかがでしたでしょうか?
朝の時間が充実すると、心身ともに元気になりそうですね。
すぐに間取りを変えられなくても、テラスにテーブルを置いてみたり、ダイニングに花やグリーンを飾るなど、そんなひと工夫だけでも、朝食の時間がぐっと素敵になりそうです。さっそく始めてみてはいかがでしょう。
Text SuMiKa編集部