比較的人通りの多い商業地域に建つこの住宅は、道路側のシャッターを降ろせば閉じた箱のようになる中庭形式の住宅です。建物の短辺方向にあたる7mの距離を中空のコンクリートの床(ヴォイドスラブ)で架け渡すことによって、中庭に面しては構造的な壁がなくLDKから子供達までが中庭を取り込んだ一体的な空間になっています。さらに3階の広いルーフテラスを挟んでお父さんの書斎と子供達のアトリエが対峙しています。3人の子供達の部屋は一つの大きな部屋を家具で仕切る仕掛けで、将来の家族構成の変化に柔軟に対応できるフレキシブルな空間になっています。
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