内部と外部を貫通するように配置された2つの箱と、それらをまたぐ壁で空間を構成しています。この構成によってできたスリット状の開口部はプライバシーの高い外観からは創造できない開放的な室内を実現しています。光が差し込み、風が通り抜けます。さらに居間からプライベートゾーンの廊下までを視覚的に連続させることによって、家族の気配がいつも感じられる空間構成であると同時に、外部風景の断片を取り込むことによって、内外部が混ざり合い物質的な空間のサイズを拡張しています。
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