横浜郊外の間口4.0m、奥行13.6m,敷地面積54.07平米(約1 6坪)という細長い狭小地。
ここに建築家自身のアトリエと陶芸 家である妻のアトリエを持つ職住一体型の住宅を計画した。
建物の短辺スパンはわずか2.77m(一間半)。この幅で玄関兼用の ガレージを設け、ここを時には街に開かれたギャラリーやイベ ントスペースとして、あるいは将来の事務所拡張や店舗にも転 用できる多目的なバッファゾーンと考えた。
狭さを克服するために薄肉ラーメン構造によって耐久性を高めつつ、開放的で自由度の高いシステムを採用、長きに渡り柔軟 な可変性を持ち合わせる事を試みた。
用途や時代に応じて設えを更新しながら、200年先までも持続再生可能な建築となることを願っている。
竣工
2016年4月
所在地
横浜市青葉区美しが丘 4-26-27
構造
混構造(LVL木造薄肉ラーメン構造 + RC造) 3階建て・準耐火構造
延床面積
95.32m²(28.83坪)
敷地面積
54.07m²(16.32坪)
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