大雪山の湧水に恵まれた東川町に建つアトリエ兼住宅。
西側には田んぼが広がり、北側近景には岐登牛山、東側遠景には大雪山系が望める敷地である。
周辺に遮るものがない環境で日射や風雪から生活を守るために、急勾配の屋根に抱かれたアプローチを通って入る。一階最奥にあるダイニングからは四季折々変化する田んぼの風景が望める。深い屋根裏のような二階は将来的に南側に家が建ってもプライバシーが守られるつくりとなっている。
地場産のカラマツ原木を調達し、構造材や床材に使用している。外壁は経年変化してゆく自然塗料をお施主さん自ら塗り、お施主さん自ら張り上げた。