≪設計のポイント≫道路側は新築ですが、京都の町家のプロポーションを取り入れてデザインしています。壁の左官仕上げと木製格子によって、町家の雰囲気を感じられるようにしました。内部は吹抜けを配置して、上部から自然光が入るようにしています。
≪依頼主の希望≫昔、旅館を営んでおられた依頼主の実家の母屋を撤去し、依頼主家族5人の住宅を新築すること。また奥の離れを増改築して、依頼主の母親が住む家にする。敷地は分割して、別敷地にする。
≪荒川晃嗣より≫京都の町家では、光を取り込むのに坪庭を作って、そこから取り入れることが有効な方法になっています。光ばかりでなく、坪庭を通して風が入って通風が確保できます。依頼主は若い方ですが、実家があったこの場所で生まれ育ったので、周囲の町家の雰囲気を持つ家を要望されました。
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