間口3.7m、奥行き13mという巾の狭い敷地に建つ住宅。細長い間取りは
階段室を中心に、両側に1Fは玄関、バスルーム、2Fはリビング、キッチン、3Fは寝室、子供室などの部屋がある3つのゾーンに分けられている。
構造材を露出した階段室は暗くし、両側の部屋を明るい仕上げとするコントラストで、細い部屋がなるべく広がりのあるスペースとして感じられる工夫をしている。各階を細長いワンルームにして単純なパースペクティブで細長さを強調するより、性質の異なる部屋を連続させることでシークエンスを作り出し、奥のスペースが遠くも近くも感じられる不思議な距離感を作り出せないかと考えた。
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