この敷地は、日本最古の温泉の一つである道後温泉からほど近く、文化的な土地柄でありながら、少し歩くと山や川など自然の恩恵を感じることが出来る静かな住宅地である。
クライアントの希望が、「駐車場2台」、「一体的で明るい内部空間」、「回遊したい」と明確であったので、隅が欠けた狭い敷地に合理的な方法でこれらの要望を自動的にレイアウトしてみた。西側全面道路は、敷地南西部で行き止まりになっており、車庫入れを考え北側に確保した。また、敷地の南東にあたる欠けた部分を採光の確保のためにデッキを配置し、デッキを軸として平面計画をL型とした。それにより立体的な光がリビングの吹抜けから得ることが出来た。外部のデッキ・バルコニーを内部から連続させることで平面的な回遊感を、吹抜けを軸に立体的な回遊感が、住空間の広がりと一体感を同時に感じることができる。
ダイナミックにレイアウトされた本棚がライフスタイルを彩る住宅である。
・壁一面の本棚
・リビングとダイニングからアクセス可能な中庭
・明るい吹き抜けのあるリビング
資料請求にあたっての注意事項