北側の路地から遊歩道までつながるZ型の変形敷地を全長23mの長い廊下でつないだ住まいです。
この廊下、幅を少し広げ各部屋とつなげると、ただの廊下ではなく+αの様々な顔をもつ廊下になります。廊下に下駄箱をおくと玄関ホールになります。同様に、洋服収納を並べればウォークインクローゼット。机や椅子を置くとスタディー・家事コーナー。洗面器をおけば洗面所として機能しますし、部屋を配置すれば縁側です。廊下に大きな開口部をあければリビングの一部にもなります。
敷地形状によりどうしても必要になる廊下を生活動線として欠かせない使える廊下として提案しました。
・幅を少し広げるだけで様々な顔をもつ使える廊下になります。
・路地から遊歩道までを天井の高さを変化させた廊下でつなぎました。
・リビングと寝室を長い廊下でつなぐことで旅館の 離れ があるような贅沢な住まいになります。