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木々に覆われた敷地周辺。 | 志摩船越の家
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柳瀬真澄建築設計工房
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木々に覆われた敷地周辺。 | 志摩船越の家
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敷地は糸島半島西部の別荘地、周囲を木々に覆われた急斜面にある。南西に唐津湾を望み、豊かな自然と眺望を感じることが出来る。東京との2拠点の生活をすることとなったクライアントのため、この地の特性を最大限に生かした住居兼仕事場である。

かつて小さな別荘があった道路より約3m高の平場を基本GLとし、扇状に迫る斜面の形状によって、「へ」の字型の平面計画となった。また基礎工事中に敷地全体が、巨大な岩の塊であることが分かった。為に工事は岩との格闘となったが、この建築が森の緑に包まれつつ、地下から突き出た岩の上にあることを積極的に表すこととした。

道路より入口へは石板の階段を岩と木々を回り込むように至る。構成は、1階にLDKと寝室・水回り、その間口一杯にバルコニーを設け、2階に仕事部屋、和室である。各室はその使われ方に応じて、それぞれに相応しい居心地と眺望を楽しむことができる。また各室の繋がり方により、人の動きに応じて様々なシークエンスを生むよう意図した。

主室であるリビング、ダイニングは、海、空、緑に大きく開きつつ、木と漆喰の柔らかな質感に包まれ、ゆったりと寛ぐことができる。リビングは屋根の構造を表した吹抜けとなっており、仕事場へのブリッジが掛かる。離れの仕事部屋には、仕事の合間に移り行く景色を眺め過ごせるよう、窓際にベンチを設けている。和室は光と景色の広がりを抑えた閑かな空間である。窓台は腰掛けるのにちょうどよい高さとしている。
30°折れたプランの折れ点の山側を階段ホールとし、部屋から部屋へはこのやや暗い空間を通って至る。異なる居場所を緩やかにつなぐ余白の空間として機能している。

Photo:石井紀久(Blitz studio)

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柳瀬 真澄

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竣工年
2023
部屋数
指定なし
家族構成
指定なし
構造
木造軸組住宅(在来工法)
所在地
福岡県
ロケーション
郊外
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