SUMIKAに登録されている建築事例の中から今回は青森県と岩手県の建築事例をご紹介します。全室日当たりのよい家や広い軒下空間のある家、マンションリノベーションなど、青森県と岩手県の建築事例をご覧ください。
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<1>弘前・雪小見世の家(青森県)
豪雪地域で軒の出2m! 伝統的建築様式のアレンジで豊かな暮らしを育む、小見世(こみせ)をもつ家です。
青森県津軽地方の伝統的な建築様式である雪の季節に人の通行を許す軒下空間「小見世(こみせ)」に着想を得た深い庇が特長の住宅。積雪荷重を分散させるために屋根形状を雛壇状に計画しました。最上部にハイサイドライトを設けることで、四季を通して変化に富んだ気持ちいい陽の光を室内に導き入れることができます。また、厳しい自然環境に耐えるために焼杉張りの外壁を採用し、城下町である弘前の街並みの一部分としての役割を担うことを目指しています。
【事例詳細】
・構造:木造軸組住宅(在来工法)
・敷地面積:200~300平方メートル未満
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<2>青森O邸(青森県)
敷地は青森市街から車で15分ほどの住宅地で、母屋の隣に若夫婦のために建てられました。道路レベルのガレージとなる地階をコンクリート造とし、地上階は在来木造の単純な箱形としています。グランドピアノの置かれる2階のLDKは天井を非常に高くとり、また眺望の開けた方向に大きな開口を設けることで、外部空間のような伸びやかな空間とすることを意図しました。
【事例詳細】
・構造:鉄骨造
・予算帯:2000万円~2500万円未満
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<3>北国の住宅・ヨットマンの家~高断熱で大きな吹抜けを楽しむ~(青森県)
海洋都市・青森。建物全体のイメージは舟を連想させるものとしました。湾曲したむくりのある大屋根は、あたかも船体のようにシンプルで力強い印象を与えています。また北風からファサードを守る役目も担っています。
寒い時期が続く北国青森で、大きく開放的な窓と吹き抜けを持つ家です。高気密高断熱の性能と、大きなムクリの屋根で、全室に日当たり、眺望の良さと広々と開放的な間取りを実現しました。
【事例詳細】
・構造:鉄骨造
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<4>盛岡の家「マンションリノベーション/夫婦」(岩手県)
岩手県盛岡市にある築25年になるマンションの一室の改修。数年前に子供達が独立し二人暮らしになった夫婦の老後を見据えての改修計画です。夫婦からの希望は、二人の趣味であるダンスの練習を家でしたいということでした。
水廻りの位置は改修以前の場所から移動せず、それ以外の部屋の間仕切りは解体して大きなワンルームへと作り直しました。リビングと寝室との間にある軽い建具を開ければ広々とダンスの練習ができます。元々あった床の段差を最小限に減らし、フラットに揃えると同時に防音材を施しダンスの練習をする際の騒音対策としました。
【事例詳細】
・構造:RC造
・予算帯:1000万円~1500万円未満
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<5>house C(岩手県)
岩手県盛岡市に建つ、夫婦のための木造2階建て住宅。敷地は高台の住宅街にあり、北側に山並みを望む事ができます。この眺望を取り入れつつ、日当りと風通しの良い環境を得るために東西に細長いボリュームの住居棟を配置しました。住居棟南側は住宅街に面しますが、プライバシーを確保しつつ、採光や庭とのつながりのある空間とするために、車庫棟と生垣に囲まれた中庭を作り出し、そこに向って開かれたLDKを計画しました。住居棟は1階に生活空間、2階に書斎と客間を配置。LDKと書斎は吹抜けを介してつながる構成とし、距離を取りつつ、お互いの気配を感じられる空間としました。
【事例詳細】
・構造:木造軸組住宅(在来工法)
・敷地面積:300平方メートル以上
・予算帯:2500万円以上〜3000万円未満
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<6>K様邸(岩手県)
インテリアは、梁(はり)を表しにして天井高さを高めに設定し、ゆったりとした空間としました。エクステリアは、敷地と道路に1.5mの高低差があり、通常でしたら擁壁という考えになるところ、擁壁と基礎を兼用しコストダウンを達成しました。
【事例詳細】
・構造:木造(全般)
・敷地面積:300平方メートル以上
・予算帯:700万円~1000万円未満
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文:SUMIKA運営事務局
※この記事はSUMIKAの過去掲載した建築事例をもとに作成しています。記載内容は各事例登録時の情報です。