住宅としては初の、本格的なリノベーション(改装)建築です。耐震診断を行った上、鉄筋コンクリート造の構造体のみを残し、全面的な改装を行いました。
柱、梁型の露出する既存の外観は、鉄骨下地の白いガルバリウム小波板で覆いイメージの刷新を図った。また、南側の出窓及び奥行きの浅いバルコニー部分を減築し、広めの透明ファイバーグレーチング床による軽量な鉄骨バルコニーを設け、上下階とも全面開口とする事で明るく開放的な空間となりました。さらに、階段は構造的に位置こそ変えられませんが、上階の壁を取り払い手すりとし、広めの居間空間を実現しました。
白い室内の各所に鮮やかな色のガラスタイルを使用し、空間のアクセントとしています。